配送車両にラッピングする未来を考える

街を行く車の中で意識すると配送車両をかなり見かけます。大手各社のマークが付いた車両が目に付くことはもちろんですが、個人でフランチャイズ契約をしているような業者はラッピングなしで走行しているケースも見受けられます。ラッピングが施されている配送車両は各社の看板を背負っています。走行中の運転マナーが悪いようならばその会社のドライバーへの評判は悪くなるでしょう、ましてやSNSが発達して誰しもがメディア化している現代社会ではラッピングされた車両の運転手にはそれ相応の責任があるのは間違いありません。

重く言えば「責任」ではありますが、言い換えればそれは「期待」でもあるわけです。街を行くバスにも電車にもどんどん様々なジャンルの広告が打たれて、さまざまな人に向けた訴求効果を与えている現状を考えれば、配送車両へそういった広告を施すことで新しいビジネスチャンスが生まれるのではないでしょうか。在宅ワークをする人が増えたとかIT技術の発達で対面での商売が衰退してインターネットショッピングの隆起が著しいのが現状ですが、外を見れば車は多いですし、車社会が滅んでいるわけではありませんし、車を運転している際は携帯電話の使用は禁止であることを考えれば動く看板として、ラッピングされていない配送車両は前述のようにたくさんあります。つまり、それだけのビジネスチャンスがあるともいえます。

そして、配送車両にラッピングすることは運転手が看板を背負う事であり、安全運転を意識することになります。広い意味で交通安全の促進も期待できます。

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